レシピ本のレイアウト
レシピ本における”わかりやすさ”とは、情報の順序と視覚的な構造の工夫に大きく支えられています。
例えばこの本では、まず完成写真と材料、調理のポイントが大きく掲載され、読者に料理のゴールと魅力が一目で伝わるようになっています。その後、手順は工程ごとに番号付きで細かく説明され、ひとつひとつが短く簡潔な文でまとめられています。特に動詞が文頭に使われ、指示が明確です。
写真の配置も特徴的で、文章の隣や下に手順写真が添えられており、視覚的に「こうなればOK」という判断がしやすくなっています。さらに、NG0の写真も載せることで、失敗を未然に防げるようになっているところも親切だと思います。
フォントサイズや余白も程よく、見出しは大きく本文は読みやすい太さで統一されています。ページあたりの情報量は多いものの、行間がしっかり取られており圧迫感がなく、色の使い方も料理名やポイント部分にアクセントカラーが用いられていて視線誘導に役立っています。
このように、レシピの順序・言葉の選び方・写真の配置・デザイン全てが読む人が迷わずに調理できるよう考え抜かれており、まさに「読む」よりも「見て理解できる」構成になっていると感じました。
本のタイトル「365日のおかず学校」
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